SOLD OUT
毎シーズン一本の映画をつくるように「タイトル」を決めてコレクションを組み立てるJACQUEMUS 。その手法は現在も続き、ランウェイは完成した映画を披露するかのような特別感のある演出で評価を得ています。初期はルック数も少なく商業的な要素よりもファッションの枠を超えた「クリエイション」という印象が強く、洋服そのものがもつエネルギーを強く感じられるコレクションを展開。デイリーウェアというより個人的には「飾っておきたいアートピース」「特別な日に着る勝負服」という位置付けで、時を経た今もその魅力に魅了されています。
こちらのドレスは "LA RECONSTRUCTION" / FW 16 の作品。
JACQUEMUSは2010年のファーストコレクションからウェアのみではじまった小さなブランドでしたが、ソックスが増え、シューズ、バッグ、アクセサリーと年々展開するアイテムのレンジが広がり、発表するルック数も豊富になりました。バッグの展開が本格化するまでは、ロゴやプリントをいっさい用いらずに素材やパターン、シルエットで魅せるピースのみで構成されており、こちらのドレスもその時期の貴重な作品です。
洋服の素材としてはめずらしいメタリックファブリックは、シルバーよりも落ち着いた印象のブルーベースの色味。ラメを貼り付けたようなテクスチャーではないので剥がれ落ちる心配はありません。ショルダーストラップが2段階に設定されているユニークなデザインで、①通常通りに着用してアウターが羽織れる着方 ②ショルダーラインが浮いているように見えるアートな着方 が楽しめます。裏地にはこの当時よく使われていたピンストライプの布地が使用されています。
ぜひアートピースを身につける感覚を体感してみてください。
着丈 ① 86 cm ② 76 cm
身幅 41 cm
SIZE 36
表地 SILK / VISCOSE / POLYESTER
裏地 ACETATE / POLYESTER
※ショルダーストラップに布地の劣化(ほつれ)あり
MODEL / 162 cm
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JACQUEMUS
Designer / Simon Port Jacquemus
フランスの小さな町マルモールの農家出身。
少年期には子役モデル、青年期にはブロガーとして活躍し、服飾の道を歩む以前から自身の才能を発揮。
エスモードパリ入学後、3ヶ月で中退。
最愛の母の死を機に2009年19歳でブランド設立。
洋服作りの資金調達のため、デザイナーと並行して約2年間コムデギャルソンのショップスタッフとして勤務。
ブランドが急成長を遂げた今もなお、幼少期に自然豊かな情景から培ったポエティックな美的センスが反映されたコレクションを展開。